3月11日

東日本大震災から6年が経ちました。

ちょうどその時、私は治療中でした。

感じたことのない揺れでしたが、それでも冷静でいたことを覚えています。                   まさか東北であんな大きな津波が起き、                                 あんな大きな災害になって、多くの方の人生を変えることになっているとは全く知る由もありませんでした。

ニュースを見ても、あまりにも想像を超えていて現実ととらえられなかったのか               遠い場所のこととして、対岸の火事のように思っていたからなのか                     しばらくの間、実感がわかない感じでした。

ただ、私の周りには実際に被災した方、ボランティア活動で被災地に行った方、募金活動をしていた方々がいました。沢山の方にお話しを聞いて少しづつ実感がわいてきたのを覚えています。

そして今思う事。

今も患者さん、知人、友人の中には現地に行ってボランティア活動を行っている人、募金を続けている人、色々な形で被災地の現状を発信している人。                   そんな人達がいます。

その人達から多く聞く言葉。

阪神大震災で被災した人も言っていた。

「あの震災を風化させないことが大事」

中々今日みたいな日でないと、ニュースにもならなくなってきましたが                   あの日を忘れないように、あの惨状から目をそらさないようにして生きて行かなくてはと再確認しました。

今後も大きな災害があるかもしれない。                   自然災害に対して私たちは無力なところはあるけれど、           少しでも被害が少なくなるようできる準備はしていかなければと感じます。

今も大変なおもいをしながら耐えている方も多くいるとおもいます。

私一人の力は大したことはありませんが                                 今後も何らかの形で、繋がっていきたいと思います。

最後に大変多くの方がお亡くなりになりました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。